Zero LT Series

Zero LT Series

重量494g、Zero LTが提案する新たな旅

バックパッキングの荷造りをするとき、私たちは絶えず自問する。「これは本当に必要か?」ヘリノックスが新製品を構想し、設計する際にも、同じ問いを投げかける。そして、本質をさらに深く追求し、現状に甘んじることなく、自ら定めた基準を自ら超えていくこと。ヘリノックスの技術へのこだわりが集約された「Zero LT」シリーズは、その厳しい問いに対するヘリノックスならではの、最も純粋で本質的な答えである。

私たちは単に物理的な重量を減らすことにとどまらず、ギアを作るプロセスそのものから余分なものを削ぎ落とすことにした。その決断が生み出した革新こそが、今回のZero LTラインの主役となる、新素材「GhostGrid™」(ゴーストグリッド)だ。



ゴーストグリッドが採用されたChair Zero LTとTable Zero LTを初めて目にした時、真っ先に視線を奪うのは、他ならぬほのかに透けて見える独特の構造だ。透明な生地が光を受けると、その中の格子構造がほのかに浮かび上がる。美しいが、それだけではない。
透明なシルエットの向こう側には、環境への真摯な想いが込められている。

化学コーティングなど生地加工が不可欠とされていた従来のアウトドア用生地に対し、ゴーストグリッドは正反対の道を選んだ。加えるのではなく、格子構造の設計そのもので強度と安定性を確保した。
その結果、より軽量なファブリック構造により原材料を削減し、製造工程が減少したことで、使用されるエネルギー消費と製造過程で発生する廃棄物も大幅に減少した。

そうして誕生した「Clean & Transparent」なルックは、自然環境に、素材本来の純粋な魅力を残す。透明な美学が透明な製造哲学へとつながること、それがヘリノックスがこの生地に込めた真の意図である。
閉塞感のない、軽やかで開放的な印象は、光と風、そしてギアの向こう側の自然の風景をほのかに映し出し、アウトドア環境と自然に溶け込む。
このミニマルなシルエットは、隠すものがない純粋な構造的な自信であり、ヘリノックスが追求する「引き算の美学」そのものである。






Chair Zero LT:500g未満の世界
バックパッキングチェアのアイコン「Chair Zero(510g)」は、その名前だけで十分だった。それでもヘリノックスは、軽いものをさらに軽くするという執念を止めなかった。

新たに登場した「Chair Zero LT」は、494gという驚異的な重量を実現した。単に16gを削っただけではない。「500g未満」という心理的・技術的な境界線を突破したのだ。

重量を削ったことで、失ったものはない。グリーンアルマイト加工を施したDACアルミニウムフレームと、特殊強化プラスチックハブ構造のChair Zeroフレームをそのままに、快適性と耐荷重(120kg)は維持しつつ、ポールポケットおよび補強構造の簡素化により、強度と軽量のバランスを完成させた。さらに、砂のような柔らかい地面での安定性を高める着脱式「X-Strap」を加え、どのような環境でも揺らぎのない使い心地を実現した。



Chair Zero LTは、長距離のバックパッキングを念頭に置いて設計された。距離が積み重なる旅において、装備の重量は単なる数字ではない。不要な構造や素材を効率化しつつも、安定性と耐久性には妥協しなかった。削ぎ落とすことと守り抜くこととのバランス、それがChair Zero LTの核心である。





Table Zero LT:テーブルの重さを消し去る
ヘリノックスが初めて発表した超軽量テーブル「Table Zero LT」は、ミニマリズムの真髄を体現している。Table One(630g)と比較することさえ無意味なほど、237gという重さは、テーブルがその場にあることさえ忘れさせてしまうほどだ。




しかも、軽くなったのは重量だけだ。新開発のフレームにゴーストグリッド生地を採用し、10kgの荷重に耐える安定した天板の張りを実現した。軽さの中にありながら安定性を兼ね備えること、それがヘリノックスが設計した新たな休息の基準である。



より軽く、より遠くへ。ヘリノックスの旅は続く。
最も美しい装備とは、自然の中に身を置く際、自然を傷つけない装備のことだ。ヘリノックスは、限界を突破した軽さがユーザーの負担を解放するように、私たちのプロダクト哲学が自然への負担を、少しでも軽減できることを願っている。
ヘリノックスは前進し続け、ユーザーの生活全般に寄り添うブランドとして、ヘリノックスの革新と旅は止まることを知らない。
あなたの次の旅に、より軽やかな相棒が寄り添うことを願っています。






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