
ギアメンテナンス
Share
当ブログをご覧の皆さん、こんにちは。
今年は平年より梅雨明けが早い予想となっており、様々なレジャーでチェアの出番が増えて活躍してくれるでしょう。
使用頻度が増えれば汚れがついてしまう事も増えます。特に夏場は汗や水辺のレジャーでチェアが濡れてしまったりと汚れが蓄積しやすく、それが原因で汚れ以外にもカビや嫌な臭いの発生源となる場合もあるので、収納する際は軽くでもいいので汚れを落とし、よく乾かしてから片付けましょう。
チェアのスキン(座面シート)などには衣類のように洗濯表記がないので、店頭でもスキンが汚れたら洗っていいの?というご質問をお受けしますが、答えは「洗って大丈夫」です。
但し、洗濯機での丸洗いは生地へのダメージや縮み・型崩れのリスクがあるので手洗いが推奨となります。
そこで今回はチェアのメンテナンス方法をご紹介します。
使用する洗剤はアウトドアショップなどで取り扱っている専用洗剤がおすすめです。専用というとアウトドア用品だけと思われるかもしれませんが、普段使っているシューズやバッグのメンテナンスにも使えるし、ネットショップなどでも販売しているので気軽に購入できます。


チェアスキンのクリーニングにはテント・ギア用を使ってますが、レインウェアなど防水・撥水素材のウェア用でもいいです。
専用クリーナーの利点は生地へのダメージが少なく、撥水性能を損なわずに汚れを洗浄できるところです。
専用クリーナーの利点は生地へのダメージが少なく、撥水性能を損なわずに汚れを洗浄できるところです。

思いのほか汚れが蓄積しやすいのがハイバックタイプのヘッド部分。頭や首が直接触れる事で汗や皮脂汚れがつきやすいので、一見分かりづらいですが、よく見ると黒ずんでる部分があります。それでは実際に洗浄していきます。



クリーナーを水で薄め、スポンジやタオルなどで生地表面を擦り洗いします。
※お使いになるクリーナーの使用方法に合わせ、洗浄するスキンの数や汚れの度合いによりクリーナーの量を調整してご使用ください。


きれいな水で洗剤残りがないように入念に洗い流します。それとフレームを差し込む角のポケット内に流れ込んだ洗剤が残りやすいのでしっかりすすぎましょう。


自分は洗浄後にスプレータイプの撥水剤を併用しています。
すすぎ完了後、スキンを揺すって水滴を落とし、濡れた状態のスキンに撥水剤を吹きつけます。
撥水剤の併用は必須ではありませんが、撥水効果の回復や汚れ付着の軽減、そしてこのグランジャーズの撥水剤はUVプロテクションも施せるので紫外線による生地の褪色予防に使ってます。

あとはそのまま陰干しで自然乾燥させます。完全に乾燥させてから収納してください。
ヘッド部分の黒ずんだ汚れもスッキリ落ちました。
Before

After


撥水効果も回復してしっかり弾いています。

やっぱりキレイになったギアは次に使う際に気持ちがいいのはもちろん、清潔さを保ち、ギアを長持ちさせるので、汚れが気になったらセルフケアしてみてください。